けがにの日記

ライブレポを書きたい。

石田ショーキチ「Slow rider go to 1000 dye!!!」日立お代わり公演 (2023. 05. 21) MC+α

「Slow rider go to 1000 dye!!!」日立お代わり公演

2023年5月21日(日) 開場17:00 開演17:30
於・SOUNDBAG CAFE
出演者:石田ショーキチ坂本一成(ISSEI)
前売:¥3,000+1D 当日:¥3,500+1D

アナウンス*1

石田ショーキチの自転車旅シリーズ、今年は北を目指してライド。
町田から仙台まで400kmの旅。
その昔店主のISSEIさんのバンドのエンジニアをやったことがあるご縁から、仙台まで自転車で完走した後鉄道で帰京する道すがらに立ち寄るお代わりライブです!”

 

セットリスト

[石田ショーキチ]

1, Love Your Life(石田ショーキチ

2, 夏の手紙(石田ショーキチ

3, Can't Buy Me Love(The Beatles

4, Come Together(The Beatles

5, やさしい悪魔(キャンディーズ

6, タイム(石田ショーキチ

7, 七里ガ浜AWAY(石田ショーキチ

8, ELECTROCKS(SCUDELIA ELECTRO

9, Let Me Be(SPIRAL LIFE

10, Whole Lotta Love (Led Zeppelin)w/ 歌謡曲シリーズ(天城越えみちのくひとり旅、男と女のラブゲーム、てんとう虫のサンバ、雨の慕情)

11, Ride On TimeSCUDELIA ELECTRO

12, 千もの言葉(石田ショーキチ

[石田ショーキチ w/ ISSEI]

13, Burn(Deep Purple

14, Livin' On A Prayer(Bon Jovi

[石田ショーキチ]

15, September(Earth, Wind And Fire

16, Slow Ride(石田ショーキチ

[アンコール]

[石田ショーキチ]

17, Love And Hate(SPIRAL LIFE

18, Garden(SPIRAL LIFE

[石田ショーキチ w/ ISSEI]

19, Don't Look Back In Anger(Oasis

[石田ショーキチ]

20, Jealous Guy(John Lennon

[筆者註:以下の文章は、筆者がMC、セットリストをまとめ、適宜註を付したものです]

ISSEI:約20年まえ。石田はISSEIのバンド(art mind's impression)のレコーディングでマネージャーが突然連れてきた。そのとき、とある曲のレコーディング中。いまひとつ何かを超えられないと感じていた。石田がその曲をその場で聴いた。そして石田のことばひとつで、曲が大きく変わった。日本の歌謡曲から洋楽らしくなった。

「教わる人が変われば変わるんだ、と」衝撃的な体験だった。

 

→[筆者註:曲目は省略] ISSEI、ステージを降り、バーカウンターへ。石田ショーキチがステージへ。

 

石田:写真撮って「#石田くんかわいい」でツイートしてね♡……ウッソだよ〜。
(ISSEIが話した件について)彼のバンドのレコーディング現場には、マネージャーに「レコーディングエンジニアの仕事」と言われて連れて行かれた。レコーディングエンジニアは音響技師であり、音楽の中身については口を出さないのが普通。それをするのは越権行為になってしまう。しかし、曲の方向性に悩んでるようだったので、「(ボーカルはしゃくるのではなく)もっと音程をスパッと当てて」と言ったら、曲が「スカッ」と抜けた。

1, Love Your Life(石田ショーキチ

石田:茨城は00年代によく行っていた。チームを組んで、筑波や茂木の自作自動車耐久レースに出ていた。つくばみらい市に自作の車のガレージがあった。「辞めた理由は人間関係です」。

2, 夏の手紙(石田ショーキチ
3, Can't Buy Me Love(The Beatlesカバー)

石田:ビートルズって偉大だね。すぐ拍手が起きた。調子乗ってもう一曲ビートルズ

4, Come Together(The Beatlesカバー)
5, やさしい悪魔(キャンディーズカバー)

石田:今年でCDデビュー30年。自分の年齢と向き合いたくない。

6, タイム(石田ショーキチ

石田:あと一曲歌ったらみなさんのドリンクオーダータイムにしよう。お店もドリンクで稼いでほしい。特に初めての店では、「閉店後『石田の客はよく飲んだね』と言われるのがワタクシの誇りなのです」。

7, 七里ガ浜AWAY(石田ショーキチ

 

→休憩(オーダータイム)。
石田:全員5杯ずつ飲んで♡

 

8, ELECTROCKS(SCUDELIA ELECTRO
9, Let Me Be(SPIRAL LIFE

石田:かんぴょうが名産なのって茨城? 栃木?
観客A:栃木です。
→沈黙……からの爆笑。
石田:茨城って北と南でことばちがうよね?
観客B:ぜんぜんちがう。
石田:(茨城県の)南で耐久レースしてたけど、千葉とことばが全然違う。
観客B:方言クイズとかYouTubeにあったけどぜんぜんわかんなかったです。
石田:日ごろロックと演歌の親和性を研究してる。レッド・ツェッペリンは演歌と仲いい。

10, Whole Lotta Loveと天城越えみちのくひとり旅、男と女のラブゲーム、てんとう虫のサンバ、雨の慕情のマッシュアップ

[筆者註:「照れてるあなたに虫達が くちづけせよとはやしたて そっとあなたは𝑾𝒂𝒏𝒏𝒂 𝑾𝒉𝒐𝒍𝒆 𝑳𝒐𝒕𝒕𝒂 𝑳𝒐𝒗𝒆」でめちゃくちゃ笑った]

石田:僕が初めて見たライブは島倉千代子でした。

11, Ride On TimeSCUDELIA ELECTRO
12, 千もの言葉(石田ショーキチ

 

石田:DHでISSEIさんを。指名打者の登場です。

→ふつうに客としてライブ観てたISSEIがステージへ。

ISSEI:日立は企業街。勉強一筋で、音楽に興味ない人も多い。ここに来て初めて生演奏を見る人も珍しくない。この店がきっかけになって、日立の人々が音楽へ興味を向けてくれると嬉しい。

石田:ISSEIは声が高いし、昔のハードロックをアコギ2本で演る? とかウケ狙いで打ち合わせしてた。真面目な人なのでイジりやすい。うまくできないと、ってのをすごく気にする人なので、スベったほうが勝ちだよということで。Deep PurpleのBurnを鳴らないアコギで必死にやる!

13, Burn(Deep Purpleカバー)

石田:ディープ・パープルのボーカルはデイヴィッド・カヴァデールが好き。僕はイアン・ギランが嫌いです。[筆者註:ディープ・パープル早口オタク語りが突然始まったため、うまく聴き取れず]

14, Livin' On A Prayer(Bon Joviカバー)

→ISSEI、「あした声出ね〜」と漏らしつつ退場。

 

15, September(Earth, Wind And Fireカバー)

石田:高音で歌うってスポーツだよね……。乗り手が飽きさえしなければどこまでも連れて行ってくれるのが自転車の魅力。

16, Slow Ride(石田ショーキチ

 

アンコール
[筆者註:このMCのあいだ中座してたので前半聴き取れず]
石田:30年前から自分を知っている方がいるのは嬉しい。そういう方がいたらその方のリクエストで一曲……やるかもしれないしやらないかもしれない。
観客C:「Love And Hate」を!
石田:そう言われちゃやらないわけにいかんね……でも20数年やってないし……。

17, Love And Hate(SPIRAL LIFE

観客D:「Garden」も!
石田:ピンポイントであんまり覚えてないとこ突いてくるね。当時浅草橋ヤング洋品店って番組のテーマに使ってもらってました。

18, Garden(SPIRAL LIFE

石田:ISSEIさん、最後はピアノ弾いてください。
ISSEI:ああそうか……(観客になってた)。
石田:コロナでミュージシャンが苦労してたとき、ISSEIさんがここ(SOUND BAG)から毎日ライブ配信をしてた。立派だなあと思った。仙台への旅が終わったあと、昔の仲間と一緒に音楽ができてよかった。

19, Don't Look Back In Anger(Oasisカバー)

→ISSEI、ステージを降りる。


観客E:ジョンの曲やって。
石田:むちゃぶりするね……。

20, Jealous Guy(John Lennonカバー)

 

→終演後、物販でクリアファイル購入。「ひとつ600円だけど、2つで1000円ですよ」との石田ショーキチの口車に乗せられ2枚手に取ってしまった。うち1枚にサインをいただく。「お若く見えますね」といわれ、「21です」と告げるとやや大袈裟に驚いていらした。