けがにの日記

ライブレポを書きたい。

ピノキオピーアーカイブおまけ

アーカイブ本編のおまけです。
本編はこちらから。

jandroid.hatenablog.com

 

すべて筆者調べです。ここにない情報をご存知の方、感想、苦情などおありの方は、この記事のコメント欄もしくは筆者Twitterまでお知らせください。
おまけは①ピノキオピー作マンガ、②リンク切れ公式ページ、③ファンやライターによる記事の3部構成です。③で紹介している記事の著者で、削除ご希望の方がいらっしゃれば、遠慮なくご一報ください。

情報はすべて2023/05/03現在のものです。



おまけ①マンガ

ピノキオピーが各誌に掲載したマンガの情報。時系列順。

2010/11 VOCA’ON vol.1
2011/02/28 Gekkayoボーカロイドfan (ブティックムック925)
2011/03 VOCA’ON vol.2
2011/06/27 Gekkayoボーカロイドfan Vol.2 (ブティックムックno.956)
2011/09 VOCA’ON vol.3
2011/10/07 Gekkayoインターネットミュージック (ブティックムックno.971)
2012/01/28 Gekkayoボーカロイドfan Vol.4 (ブティックムックno.986)
2012/12 VOCA’ON vol.4
以上、すべて「どうしてちゃん」。画集『OSOBA』版は筆者私蔵。

2013/02/01 アオハル0.99号
「解散しちゃったバンド」。筆者未読。

 

おまけ②公式リンク切れ集

かつてはピノキオピー公式ページだったが、現在閲覧できなくなっているサイトを集めた。こういうのも記録しておかなければ忘れられていくので。

ピノキオ定食
http://pinocchiop.blog.shinobi.jp/
初代公式ホームページ。


ピノキオ定食
http://pinocchiop.jimdo.com/
2代目公式ホームページ。2017/03/07に「爆破」

Tumblr
http://pinocchiop.tumblr.com/
ファンアートや、気になったコンテンツを紹介していたようである。

おまけ③評論/レビュー/エッセイ/レポ/二次創作

インタビューではないがピノキオピーに関連しており、個人的に好き、もしくは貴重な情報源となっているものをピックアップ。
原則として時系列順。

2012/10/10 ボカロPだらけのクラブイベント、再び! ニコファーレが熱く萌えた (週刊アスキー)

weekly.ascii.jp

2012/10/07に行われた「Voca Nico Night -Club Stage- Vol.2」のレポ。ピノキオピー初のライブ。映像はニコニコ動画視聴可能。当時未発表新曲だった『m/es』を唐突に流し、オーディエンスがノリにくそうにしている。スケキヨの面に加工した声で、人間味が薄い。

2013/11/08 【HATSUNE MIKU】 コンセプトカフェ『ピノキオ亭』レポート 【初音ミク】 (初音ミクチャンネル, YouTube)

www.youtube.com2013/10/11~11/11までオープンした、Shuminovaとのコラボによるコンセプトカフェ「ピノキオ亭」(Shuminova公式ページ)のレポ。

 

2014/02/19 遊星まっしらけのどこが良かったか教えてくれ (nattoku~なっとくP's Blog~)

kagem.jugem.jp

アルバム『遊星まっしらけ』の熱いレビュー。記事を書いているのが、楽曲『物理屋のサヨナラ』(ニコニコ動画上の公式MV)がピノキオピーに影響を与え、『eight hundred』制作のきっかけにもなった*1、なっとくP(kagem)その人であるというのも熱い。

2014/02/23-2014/05/05 非公式ピノキオP研究所

militum.hatenablog.jp

『ニナ』『ベニチオデルトロ』『Obscure Questions』の歌詞を考察するブログ。熱量が語彙力をブーストし、濁流のような勢いで論が流れる。著者のピノキオピー愛は並大抵のものではないと思うが、いったい現在どこで何をしているのか。


2014/10/25 一人暮らしとおしゃべり日記! (ARuFaの日記)

arufa.hatenablog.jp

『しぼう』初回限定盤特典のオーディオコメンタリーを収録した日の日記。ピノキオピーはずっとARuFaと行動をともにしているはずだが、最初のほうしか出てこず、記事のメインはGINGA主宰者曽根原僚介。この前後にも、レーベルメイトとしてピノキオピーはARuFaのブログにたびたび登場する。


2015/09/30 ミクさんの聖地に歌声が響いた ニコニコ町会議2015北海道ほぼ完全レポ (週刊アスキー)

weekly.ascii.jp

2015/09/26に開催された「ニコニコ町会議 in 北海道 札幌市」のレポ。


2015/12/12 電気グルーヴやケミカルを彷彿とさせる? ピノキオピーのライブ盤が示す、ボカロの新たな可能性 (Real Sound)

realsound.jp

『祭りだヘイカモン』レビュー。固有名詞を羅列するあたり、さすが本職の音楽ライターは違いますねえ。


【おすすめ】2016/01/03 #2015年ボカロ10選 後記 (しろばなさんかく)

shirobanasankaku.hatenablog.com

『東京マヌカン』評。ボカロリスナーであり続けることへの、悲壮ですらある思いが吐露される。


2016/08/30 今年もniconicoの激アツな夏がやってきた──ニコニコ町会議 in 岡山ほぼレポ (週刊アスキー)

weekly.ascii.jp

2016/08/27に開催された「ニコニコ町会議 in 岡山県吉備中央町 吉備高原鬼伝祭」のレポ。

2017/03/05 「ボーカロイド音楽」のいま (Stripeless)
しろばなさんによるピノキオピー批評。『しぼう』『THE END』『東京マヌカン』を起点にピノキオピーの活動とその理念について論ずる。初音ミクへの巨大感情がピノキオピーに仮託され濃縮。全8ページ、筆者私蔵。


2017/04/11 PinocchioP’s Ningen no Atsumari Concert Review: Human Congregation at the Dancefloor (Honey’s Anime)

honeysanime.com

2017/03/25に開催された「人間の集まり」ツアー東京公演のレポ(英語)。本題のピノキオピーはもちろん、オープニングアクトのZANIO、おはようございます、sasakure.UKも丁寧にレポ。

2018/01/14 第8回 ―ピノキオピー 「ぼくらはみんな意味不明」― (渡辺 玄英, わたしの愛憎詩)

blog.goo.ne.jp

詩人である著者による「ぼくらはみんな意味不明」賛辞。

 

【おすすめ】2018/05/21 【動画あり】一般人だけど『自分のキャラソン』が欲しかったのでプロに依頼した (ARuFaの日記) 

arufa.hatenablog.jp

『こんにちは、ARuFaです。』制作記事。バーグハンバーグバーグに入社後、インターネットおもしろ人間として知名度を上げ、ボカロにコミットすることもなくなったARuFa。だが、ピノキオピーとの古くからの付き合いは決して途切れてはいなかったことを、この記事の発表と同時に我々は思い知らされた。


2018/06/16 ピノキオピーと「生かされる言葉」 (サトウトシオ, note)

note.com

『モチベーションが死んでる』『胸いっぱいのダメを』『すろぉもぉしょん』の詞を語った記事。素朴なことばで、短く、しかし要点をおさえて、ピノキオピーの詞の魅力を伝える。

2018/11/03 融入音乐的人生哲学——ピノキオP(匹诺曹P) 推荐 (未知生物3号, bilibili)

www.bilibili.com

ピノキオピーとその楽曲(『ぼくらはみんな意味不明』など8曲)の批評。筆者は中国語が読めず、Google翻訳を用いたため、理解が不十分な箇所があると思われる。

2018/11/25 ナユタン星人、はるまきごはん、ピノキオピー……自らの意志が強く表れたMVを生み出すボカロP (Real Sound)

realsound.jp

「自分でMVを作るボカロP」という、ユニークな切り口のコラム。ただ、2018年の時点で代表曲に『腐れ外道とチョコレゐト』を挙げていたり(このころにはもう『すろぉもぉしょん』の再生数が『腐れ外道』を抜いていたはず)(初音ミクをよくMVに登場させることから、ピノキオピーはミク愛が強いと論じているのだが、『腐れ外道』の一枚絵にミクは出てこないし、マジでなんでこっちを紹介したのか)、出典がまったくなかったりするあたり、著者はたいしてピノキオピーに興味がないものと思われる。

2019/09/20 君島大空らが見せた、「音楽家」としての確固たるアティチュード (cinra)

www.cinra.net

2019/03/28に行われた『exPoP!!!!!』のレポ。

2019/09/25 ピノキオピー楽曲の好きな歌詞 「∞選」 (高坂, note)

note.com

楽曲タイトル五十音順に、詞の魅力を語る記事。とにかく長いけれど、論旨は迷子にならず、きれいにまとまっているところに著者の手腕を感じる。労作。

2020/05/25 ヒッキーPがピノキオピーの「遊星まっしらけ」をレビューするそうです。 (DOON. work, YouTube)

www.youtube.com

アルバム『遊星まっしらけ』のレビュー。ピノキオピーのCDをレビューするYouTuber(と呼んでいいのか?ヒッキーPはボカロ評論ではすごく有名だけど、「YouTubeの人」ではないので)は史上初でしょう。

2020/08/29 【※抄出版】彼女の声は歴史を持たない (出世景清, note)

note.com

『愛されなくても君がいる』『THE END』に触れつつ初音ミク論を展開。

2020/09/12 How Pinocchiop Conquered the World (ubnubmaster, YouTube)

www.youtube.com

英語でピノキオピーをざっくり紹介する動画。代表曲の簡単な解説付き。すげえサムネだな。

2020/12/14 ボカロP、歌い手、踊り手がライブでボカロの歴史を振り返った「ボカコレ」ライブ (音楽ナタリー)

natalie.mu

2020/12/12に開催された「The VOCALOID Collection LIVE」のレポ。

2020/12/17 だから,「愛されなくてもいいよ」なんだと思う (furukawa209, note)

note.com

『愛されなくても君がいる』の初音ミクファン視点のレビュー。

2020/12/19 10年後のボーカロイドのうたと私 (あげに, note)

note.com

2020/12/18に開催された「マジカルミライ2020東京企画展スペシャルライブ」のレポと、ピノキオピーへのラブレターが渾然一体となった何か。人生をピノキオピー楽曲とともに歩んできた、著者の熱量に打たれる。


2021/03/24 【動画あり】一般人だけど20代最後なのでプロにオリ曲を作ってもらった (オモコロブロス!)

omocoro.jp

『さんさーら!』制作記事。最初から最後までARuFa節全開。


2021/05/19 いつも初音ミクがいた (廻環美, note)

note.com

ピノキオピーと一人の人生の話。

【おすすめ】2021/06/13 ピノキオピーの全アルバムをレビューする (新都心@そしてかんがえる, note) 

note.com

タイトル通り、ピノキオピー全アルバムのレビュー。音も詞もバランスよく言語化し、まっとうに賞賛し、まっとうに難点を挙げる。代表曲を聴いて少し興味が出てきた、という人の羅針盤になる記事。ファン活動の最初の一歩を踏み出すために、必要な情報が過不足なく揃っている。


2021/07/06 ピノキオPの歌詞の技法 (Sagishi, note)

note.com

著者が2014年に発表した評論の再録。『ありふれたせかいせいふく』『Floating Shelter』『マッシュルームマザー』『ラブ イズ オノマトペ』を例に、アカデミックな見地から、ピノキオピーの詞の魅力を解き明かす。


2021/07/30 ボカコレステーション~Road to 2021 Autumn~ (ニコニコエンタメチャンネル, ニコニコ生放送)

live.nicovideo.jp41:10より、ピノキオピー、『愛されなくても君がいる』『ぜろ』『たりないかぼちゃ』『ぼくらはみんな意味不明』などの楽曲について、ファンから寄せられたレビューの紹介とスタジオ(NORISTRY, 檜山沙耶, 平賀哲雄)のコメント。51:00-1:01:37、平賀哲雄による『すきなことだけでいいです』『ノンブレス・オブリージュ』「社会風刺の巧手としてのピノキオピー」批評。

2021/08/14 "愛"はダサい。それでも、 ~ピノキオピー5thアルバム『ラヴ』感想~ (次郎ラモ, note)

note.com

『ラヴ』全曲レビュー。

2021/10/03 「でっかい宇宙に歌がある!」ライナーノーツ (つんく♂, note)

note.tsunku.net

つんく♂による『ザ☆ピ~ス!(リビルドVer.)』のレビューあり。

 

2023/08/04 ピノキオピーの進化を追いかける ―ワンマンライブ「MIMIC」と私の対話(うろ, note)

note.com

ピノキオピーのライブ歴についてのエッセイ。網羅性が高く、長年のファンならではの観察眼も光る。

2009/07/02 【小説化してみた】 eight hundred    ~ 空に還す、祈りの歌 ~

piapro.jp

2010/01/21 【小説化してみた】 『ポンコツ天使』から『祝ってやる』へと続くお話

piapro.jp

【おすすめ】2010/11/05 オズと恋するミュータント(前篇)

piapro.jp

2010/11/11 オズと恋するミュータント(後篇)

piapro.jp

2011/02/12 【小説書いてみた】 神曲

piapro.jp

(以上すべて時給310円, piapro)
2017/08/26 【小説書いてみた】 きみも悪い人でよかった (時給, pixiv)

www.pixiv.net

それぞれ同名楽曲の二次創作小説。楽曲のノベライズや二次創作は好き嫌いが分かれがちだが、これほどの文章力、そして熱量を持つファンを抱えるアーティストは幸せなのではないかな、と思う。特に、「ボカロブーム」の時期に「作曲者本人が執筆」という触れ込みで大量の「ボカロ小説」が出版され、いまやそれらは古本屋の均一棚に並んでいるという事実を思うと、作者自身が執筆し必死に売ろうとせずとも、ファンによって書かれたものが口コミで広く読まれる状況は、なんと幸運なものだろうか(「『腐れ外道』がヒットしたとき、小説化の誘いがあったが断った」と、以前ピノキオピーが生放送で話していた)。

おまけだけでけっこうな分量になってしまったが、お楽しみいただけたなら嬉しい。

*1:2014/12/30発行の画集『OSOBA』「eight hundred」より"正直、当時から、安易に人が死ぬネタはあまり好きではなかったのですが、なっとくPさんの「物理屋のサヨナラ」を聴いた際、甚く感動し、自分も「死」をテーマに腑に落ちるようなものを作れるのか挑戦したくなり、このような曲を作りました"