けがにの日記

ライブレポを書きたい。

L⇔R Hi-fi Stereo Magic #1 (1993.10.15) 文字起こし

嶺 L⇔R Hi-fi Stereo Magic
健 というわけで始まりましたL⇔Rのハイファイステレオマジック。L⇔R黒沢健一です。
秀 黒沢秀樹です。
木 木下裕晴です。
嶺 嶺川貴子です。
健 というわけでですね、ついに生き残りましたねL⇔RFM横浜、改名してハマラジ
秀 ここがランドマークタワーよ。
健 しかしですね、スタジオも新しくなってですね、よりいっそう高級感が。
秀 あふれてますね。
健 またこのバンドと全然似合わない。
秀 (聞き取れず)ないです僕たちはっきり言って。
健 地道に放送今日も続けたいと思いますけれども。
しかしですね、これから8時から9時までの1時間、L⇔Rタイムとして、私たちがいろんなお喋りをしながら、1時間。前は2時間の生番組だったんですが、今度は金曜日の1時間番組ということで、一つ頑張ってやりたいと思うんだけども、皆さん一つよろしくお願いしたいと、全員、思ってるわけですが。
 というわけで、まずとりあえず、L⇔Rを知らない人も、知ってる人も、1曲聴いてもらおうかなと思いますけども。L⇔Rの曲で『君に虹が降りた』

L⇔R/君に虹が降りた

L⇔R Hi-fi Stereo Magic
健 というわけでですね、『君に虹が降りた』聴いていただきましたけれども。
きーちゃん、どうでもいいけどね、新しいスタジオの照明を落としたりね、冷房を確認したりとかね、自分ちじゃないんだから(笑)
秀 新築したぞみたいなノリになってますけど。
木 いやあ、しかし、FM横浜じゃなくてハマラジ。やっぱりもうランドマークタワー映ったとたんにもう社運を賭けてる気合が感じられますね。
健 ミュージシャンが気合を感じなくとも別にいいんだけどさ(笑)
秀 感じ取ってどうすんの(笑)
健 プレッシャーを感じるよね。
木 椅子もくるくる回るし。
秀 俺の椅子なんかついてるもん、タグが。
嶺 このね、マイクのねえ、この、なんていうの、スポンジもまだ人が使ってない…。
秀 そう、まだ顔が描いてない(笑)
健 スポンジに顔が描いてあんだよ、必ず(笑)
嶺 「チューしても平気ね?」って感じ。
健秀木 爆笑
健 いきなりおかしいな。前ね、FM横浜時代はね、競馬の親父が聴いてるみたいなイヤホンでやってたんだけど、
秀 それは作ってねえか、ちょっと。
健 ちょっと作ってるけど。メイドイン健一ですけどね。
木 ごみが捨ててあったりして。
健 パターゴルフがあったからバンブーシュートで(笑)しかしなあ、新しいところでこうやってラジオやるのはいいですけどね。
嶺 いいですね。
健 しかし俺は今日悲しい!
木 何?
健 前さあ、2時間番組になったときもさ、30分から2時間に格上げ、したじゃない。そんときは、ハガキがデーンて来てたんだよ。今日のハガキ、4枚。いったい何なんだこれは!
秀 ひょっとして人気なくなったんじゃねえか俺たち。
健 かもね。
木 急に。
秀 真剣になったりして、みんなで。「どうしようか今後…」みたいな(笑)
健 盛り上げていかないと、ちょっと。
秀 ちょっと気合を入れて。
健 来週からはですね、ねずみ講方式で、「今日ハガキを出してきた奴は、不幸になる」ってことにして(笑)、
秀 2枚づつ出さなきゃいけないって、友達が。
健 そう、今日ハガキを書いてきた奴は、不幸になるから、友達にも教えて、この番組にハガキを出すと不幸になるってことで、挙句の果てに誰も来なくなる(笑)
嶺 まあでも宛先がね、こないだの1回くらいしか言わなかったから。知らないのかもしれない。
木 混乱してるわけですよね。
健 というわけで宛先を。いきなり。
木 はい、宛先を。皆さん、リクエスト&お便りはこちらにください。郵便番号220-81、横浜ランドマークタワーハマラジL⇔Rハイファイステレオマジックの係まで。
健 ここにガンガンくださいね、というわけで記念すべきその4枚の中から、ジャーン、1枚引き抜いてですね、青森県からいただきましたササキマミちゃん!
木 エライッッ!!
健秀嶺 (笑)
健 「ハイファイステレオマジック記念すべき第1回おめでたい!さて、青森の田舎者ササキからのリクエストなんですが、ホリーズホリーズホリーズをかけてください。ほんとに青森は田舎なんで中古盤屋さんに置いてるレコードもビートルズばっかり。あんまりにも悲しすぎて通販でホリーズのLPを買おうと思い(笑)」それ悲しいなあ(笑)「カタログを注文したのだけど、届いたカタログを見たら、ビートルズビートルズビートルズ。いつになったらホリーズを部屋で聴くことができるの!?ああどうしてもホリーズが聴きたい、聴きたいよう」
 ということなんで、青森からこう、遠いですね、グラハム・ナッシュファンのあなたに、かどうだか、分からないですけど(笑)
秀 グラハム・ナッシュファンのあなたにグラハム・ナッシュが抜けた直後のこの曲を。
健 これはでもいいんだ。
秀 これが一番好きな曲なんだよ。
健 横浜から涙をYou send meって感じですね。
秀 爆笑
健 じゃあササキマミちゃんのリクエストにお応えして、ホリーズで『Sorry Suzanne』!

♪The Hollies/Sorry Suzanne

ホリーズで『ごめんねスザンヌ』という邦題がついてましたけどもね。
秀 い~なぁ~!(しみじみ)
健 いいですねえ。1969年のヒット曲。
秀 俺一番好きなんだホリーズでこの曲。
健 この途中のギターソロは秀樹としか思えないくらい下手ですね。(笑)
秀 うるさいんだよ!
健 下手っていうより味がある。
木 味がある、そうそう。
健 下手っつったらあれだけど。俺はね、下手っていうのは好きだから。基本的に。何を弟にフォローしてるんでしょうね私は(笑)
秀 下手(しもて)と言ってくれ。
健 というわけでですね、たくさんおハガキをいただいてますけれども、って4枚ってさっき言ったね。
全員 (笑)
健 つい口癖で言ってしまいましたけれども。
秀 うまいですね。
健 というわけでですね、これは名古屋市北区のスズキミワちゃんから、いただきましたけど。「私、10月10日の金沢の学園祭に行けるんです」
 っていうことでもう終わってしまいましたけれども、金沢の学園祭盛り上がりましたね。
木 すごかったですね。
健 何が笑ったかって最前列。ちょうどあの俺からみてどっち側だ、右側?にいた男の子。
木 男が多かったですね基本的に。
健 男多かったけどまたあの、踊りが。スイムなんだ。
木 そう、いきなり。
健 めちゃくちゃ盛り上がってね。
木 『Lazy Girl』のときとか、俺ねあの軍団を最初気づいてなかったんだよ。
健 あの学生服着てる奴らでしょ。
木 あの私結構な気合いが入った演奏、皆さんにお届けしてたくちだったんで。
秀 (笑)うまいですねフォローが。さすがにリーダーだ。
木 たまにちょこっと見たら、『Lazy Girl』の時にあのクロールのね、スイムってこれを何かって口で説明するのは難しいんだけど、要するにリズムをとりながら、クロールを泳いでみたり、背泳ぎをやってみたりなんかしたりしてね、踊るわけなんだけども、あれはですね、要するに踊りとしてはすごい昔の踊りなわけでしょ。
秀 らしいな。
木 それをですね、何人ぐらいだろ、5人ぐらいの軍団でね、
嶺 私は何か、水泳部かバレー部っていうふうににらんだんですけど、いかがでしょうか。
木 体育会系と。
健 しかしだな。男5人で全員で振り付けしてるってのなかなか不気味でよかったよ。
木 俺は本当おかしかった。
健 でもね、俺やっぱ受けたのがね、出てきた瞬間に「きーちゃーん!秀樹ー!健一くーん!」って女の子がワーッて言って、男が一人で「たーかこーぉ!(渋い声)」つったとたんに、会場がなんか知んないけど受けちゃって、
秀 あいつはオイシかったな。
健 「お前は…」みたいな感じになりまして。
嶺 わたしは嬉しかったですよ。
健 というわけで嶺川さん、登場したとたんに頬がポッと赤らんでですね、
木 照れてましたね。
健 なんか嫁入り前って感じで。
全員爆笑
秀 恥じらう乙女って感じ。
嶺 そうですね。
健 そうですね、じゃない!あ、ごめんスズキさん、読みかけで。学園祭の話。
「前のラジオで健一くんが『キンクスのライブに行けなくなった』と言っていて、本を見ていたらその10月10日はキンクスのライブ。そうか、俺たちが金沢で学園祭をやっているときに、レイ・デイヴィスも一緒に歌っていたんですね。」
秀 デイヴ・デイヴィスもギターを弾いていたわけですね。
健 「でも私はL⇔Rに会えるから嬉しいけど、なんかごめんなさい」ということで。 いや、悪い気持ちになることは
兄弟 ないっ!
秀 何でかって言うとだな。
健 私たち入れたんですよね。
木 えーっ!?
兄弟 一緒に行っただろうが!
健 そう、一緒に行ったんだよ。キンクス格好よかったよ。
嶺 キャーッ!レイ・デイヴィスゥーッ↑
健 嶺川が立ち見だったんだよね。
木 スタンディング。格好良く言えば。
健 横浜ふうに言えば。
秀 ジャッ!ジャッ!ジャジャアッ!!
全員爆笑
健 嶺川が真剣に、「ボーカルの人すっごい変でかっこいい、私惚れちゃうかも」
秀 「ああいうおじさんになら連れ去られてもいい」とか言って。
健 なかなかですね。
嶺 もう、私セルジュ・ゲンズブールは止めました(笑)
健 レイ・デイヴィスに乗り換えた!
秀 すごい乗り換えですね。
健 盛り上がりに盛り上がったキンクスのコンサートでしたけどね。L⇔Rのライブもね、あの日同じレイ・デイヴィスと同じ日にライブやったというのは嬉しいけども。その曲を聴いてください。ライブでこれ盛り上がりました、キンクス『Till the End of the day』

The Kinks /Till The End Of The day

L⇔R Hi-fi Stereo Magic。この番組ではみなさんからのお便り、リクエストを募集しています。宛先は、郵便番号220-81、横浜ランドマークタワーハマラジL⇔Rハイファイステレオマジックの係までお待ちしています。L⇔R Hi-fi Stereo Magic。

嶺川貴子の小鳥のお部屋。はい、こんばんは。嶺川です。あのですね、月曜日にやっていたマンデーステレオマジックから引き続き、なんか復活したように。また会えると言ったら本当に会いましたね皆さん。
兄弟 わーい(棒読み)。
健 はじまりましたね。
嶺 今日はね、毎回毎回一応小鳥のお部屋やりますけど、前はね、女の子の詞しかかけなかったし、私しか喋んなかったんですけど、適当にみんなの会話を混ぜてというか、
秀 まぁ今日は一回目だからね。みんな入ったまま。
健 なんか今日いろいろかけてくれるから、聴こうじゃないかという。
嶺 なんか突っ込まれそうでね、結構怖いですね。そうですね、まあ何か今回はね、もうこのハイファイステレオマジックでは、前はね女の子のしかかけなかったんですけど、まあ私の気分でもうバンバン変な曲を、私の好きな曲を気分によってかけてしまおうという。独断と偏見の曲だけかけたいと思いますから。だからね、そうそう。それでね、まあいろいろ、ぶつぶつしゃべったりとか(笑)、みなさんのお便りお待ちしていますし、そういうことについても喋りたいと思いますし。何?硬く喋ってるって?(笑)
健 なんか嶺川が律儀ですね、いきなり。
嶺 そうですか?
秀 なんかもう真面目だなあ。少し今俺反省してたんだ実は。
健 なんかお見合いの席みたい。
嶺 突然いま畳になって私正座でいま喋ってる。
兄弟 (笑)
秀 Qシートも履歴書かと思ってしまいました私は。
嶺 あの一応写真も貼ってありますしね。
健 まあ緊張せずにリラックスして。
嶺 もう大丈夫。つうことで。うん今日はねなんかもういいんだけど、今日は紹介ってことだしね。今日はね、ビョークっていう人を持ってきたんですけど。
健 ジャケットが可愛らしいんですよ。
嶺 昔シュガーキューブっていうバンドをやっていて、それでなんかボーカルをやってた女の人のソロって。なんか解散しちゃったのかな。それでソロでデビューしたっていうんで。シュガーキューブっていうのあんまり私は聴かなかったんですけど、今健ちゃん言ったように、ジャケットがかわいらしいと思ったんで、つい買ってみて聴いてみたんですけど。
木 どうでした?
嶺 まだ出たばっかりで、彼女、ビョークさんていうのが、クラブがお好きとかで。ナイトクラビングが。で、ソウル・トゥ・ソウルの人が作ったりとかで、なんていうの、「デンデケデンデケデンデケデン」みたいな。
健秀木 ベンチャーズだ(笑)
嶺 ん~~~イジメないでよぉ!!
健 打ち込み系のものですね。
嶺 そうそう、それ系。でも声に特徴のある方で、とても子持ちとは思えぬ…。
木 なに子持ちぃ!?
秀 子持ちなの!?
健 ししゃも!!
全員爆失笑
木 オイシいなー今の、俺ね一瞬あとだった、それに気が付いたの。
嶺 せっかく律儀に、お洒落にアートな感じで始めようと思ったのに。
健 来週から男連中はですね、こういうことがあるんで、退出ということで。嶺川さんにお洒落に決めてもらおうかと。
嶺 そのビョークさんという、このアルバムの中から1曲、『Like Someone In Love』という曲があって、この曲はね、全編ハープの音で彼女がこう歌ってるんだけど、凄いきれいな曲でね、外の車の音とかブワーッて聴こえてて、外で録ってるのかなっていろいろ考えたりして。そのハープを弾いている人がね、80歳のコーキ・ヘイルっていう人で、フランク・シナトラとかのハープを弾いてたとか、有名な。で、すっごい綺麗な曲だから、ちょっと新しいけど聴いてみてね。じゃあビョークで、『Like Someone In Love』

Bjork/ Like Someone In Love

L⇔R Hi-fi Stereo Magic
L⇔Rハイファイステレオマジック開式編。L⇔R特集!というわけでですね、新しく番組がこうやって改編期にあたるたび、私たち3回目のL⇔R特集ですけども。なんか売れてるバンドのようですね。ヒット曲をたくさん羅列して(笑)聴いてもらう。L⇔R、知ってる方も知らない方も、今日間違ってこのままチューニングを私たちのラジオに合わせてしまったあなた、間違ってだかどうだか、L⇔Rのこの喋ってる4人はなんなんだと、僕たちは一応ミュージシャンです。CDを出してます。
秀 全然信憑性がないですね(笑)健 しかもですね、なんとですね、今日聴いたあなたはラッキーです。L⇔Rの新曲が聴けちゃう!
嶺 やったー!
木 な~に~~!?
健 こ~れは~だな~、まだそんなにかかってないぞ。
木 うん。
健 そんなにってとこがちょっとミソなんですけどね。
秀 (笑)
ハマラジ初めてですね。
ハマラジ初!横浜からYou send me!
健 でもですね、本当にこれレコーディングに時間もかけまして、構想10年、録音3ヶ月。
秀 本当ですよ。
木 ほんとかなあ。
健 発売が12月。しかしこれ、もう2か月くらい前にですね。
木 いち早く!
健 いち早くあなたのお手元に。お届けしちゃおうかと。
木 ダビングしただけで終わらせた奴はぶっ殺す。
健秀嶺 苦笑
秀 「ピーッ」って感じですけど。
健 というわけで、今日は特集の最後に、新曲を聴いてもらおうと思います。まず、僕たちのデビューアルバム『Lefty in the Right』というアルバムがありますけど。その中から、一曲聞いてもらいたいと思います。L⇔Rで、『Bye Bye Popsicle』

L⇔R/ Bye Bye Popsicle

健 というわけでですね、L⇔Rのデビューアルバム『Lefty in the Right』から『Bye Bye Popsicle』を聴いて頂きました。これが出たのは去年の4月ですね。もはや一年以上経ってしまうわけですが。この『Bye Bye Popsicle』レコーディングしてたとき、まだ嶺川が加入してなかった。いつの間にか、メンバーにしてしまいまして。今後L⇔Rの輝かしい歴史が始まるわけです。
秀 (笑)
健 初回プレス箱入りだったっていう。これは見つけた人未だに買いです。まだあるかもしれない。
嶺 いやあ…それはちょっと……悲しい(笑)
秀 輝かしいですねぇ(笑)
健 緊急粘着CD(聞き取れず)とか、作りましょう。というわけで、この曲は結構、前、FM横浜さんで最初L⇔Rのステレオマジックというシンプルな30分番組やってたとき、6月ぐらいか?このアルバムが出てすぐ、その番組が始まってすぐ、かなりかけて、反響が大きかった気がします。それで、去年の11月に、『LAUGH + ROUGH』というセカンドアルバムを僕たちは出しましてね。これはなんていうんだ、正に「L⇔Rミュージックの金字塔」という。東芝EMI風なキャッチコピーをつけた。
秀 帯に書いてある。
健 『Abbey Road』に書いてある。そういう感じのアルバムになってますけどね。このレコーディングから嶺川初の合宿レコーディングという。
嶺 そうですね。
健 最初男のメンバー3人とも、女の子と泊まり込みでレコーディングとか言って、ドキドキしちゃってですね、何もなかったっていう。
秀木 苦笑
嶺 なんかね、もう色んなパンツ姿の人とかね(笑)、
健 突然なんかあの、すごいことなって(笑)口では言えないような。
秀 とても「ピーッ」なことがあったんですよね(笑)
健 まあしかしですね、重い…やっぱ俺ら男3人はさ、『LAUGH+ROUGH』から、『LAUGH+ROUGH』てか、ファーストアルバムの『Lefty In The Right』から、すでに合宿レコーディングとかいろいろやってたけど、嶺川にしたらL⇔Rとしてのちゃんとしたレコーディングってのは『LAUGH+ROUGH』から初めてでしょ。
嶺 そうですね。
健 なんか印象ありますかね。
嶺 まだねえなんかこう、結構みんなと緊張しながら?やりつつも、もうみんな、あまりおかしいんで(笑)
健秀木 爆笑
嶺 やってることはすごい、まじめにやってるんだけど、そのギャップがね、激しくて、ここでは言いたいけど言えないって言うような。なんか数々の思い出が今走馬灯のようにめぐりさせながら。ちょっと次の曲を聴いて頂きたい。
健 なんかですね、ユニコーン解散みたいな話に(笑)まだまだL⇔Rは続きますからね。
木 終わっちゃいそうですけど。
嶺 終わらないよ♡
健 でもね、『LAUGH+ROUGH』のレコーディングも、なんやかんやとスムーズに済みまして。
秀 ほんとですか?先生(笑)
健 うーん、難産(笑)
全員爆笑
健 とりあえず11月に出たことだけどめでてーじゃん!
秀 めでたいっ!
健 このレコーディングはちょっと、でも辛かった。
嶺 そうだね。けっこう詰め込んでいっぱいやったのかな。
秀 そういうアルバムだけに!今思い入れが結構あったりとかね。
健 まあこのアルバムは数々の名曲もありましてですね、そのなかから
木 落ち込むなよ(笑)
健 じゃあ嶺川さんちょっと曲紹介を。
嶺 はい、では、聴いてください。L⇔Rで『Younger Than Yesterday』

L⇔R/Younger Than Yesterday

健 いやあ、良い曲ですね。
秀木 うん。(しみじみ)
ジーンとしてしまってますけど。あまりいい曲なんで。しかしこれでね、何とかセカンドアルバムできました。それはいいんですけどね、なんですかあそこのホテル。インターコンチネンタル。2人とも泊まったことがあるという。
L⇔R特集とは全然関係ないんですけど。
健 いやだって嶺川が「家族旅行でインターコンチネンタル」。
嶺 うん。家族旅行っていうか、うん。そうなんですよ。
健 きーちゃんもねえ、なんかいいよねえ。こういう曲を聴きながらですね、インターコンチネンタルに泊まるとですね、なかなかロマンチックじゃないかという。
木 これね、たまたま、今年の正月にねえ、友達とねえ、ほんとはいけないんだけど(笑)、すげえ大勢で部屋に入ったんだよね。
健 なるほど、勝手に入っちゃって。
木 うん、すげえ大勢で。
健 こうやってFM横浜、じゃなくてハマラジにね、こう変わったんだよハマラジにこうですね、毎回来るようになったということでですね、わざと時間を遅らせてですね、インターコンチネンタルに泊まっちゃおうかと。
秀 「あっ、今日はもう電車ない!」つって。打ち合わせが遅れちゃって、みたいな。
健 あー、なんかね偽エグゼクティブ生活みたいですね、そういうのも狙ってますけどね、曲を聴きながらなんかそんなことを考えてしまいましたけども。えーさてさて。次はですね、『LOST RARITIES』というアルバムが。買った人は記憶に新しいと思います。これはですね僕たちのデビューミニアルバムがありまして。5曲入りの。『L』というやつを。それを廃盤にしまして、なんと。新しく生まれ変わったというですね。シングル盤の『君に虹が降りた』冒頭にかかりましたけどね。そしてこの『恋のタンブリングダウン』と2曲追加してですね、L⇔Rを知らない方、今まで聴いたことがない方のための入門編としてですね。
秀 一応ベストアルバムというような。なんて言うんでしょうかねまぁ…
健 まぁちょっとベストアルバムって言うか。
秀 まぁ一番わかりやすいL⇔Rというのはこうだよ、みたいな。
健 そうですね。そういった形のアルバムを出したんですけども。まぁこのアルバムも非常にいいアルバムなんで。皆さん店頭で手にとってみて、そのまま置いて帰らないように(笑)
秀 というわけでですね、
健 シングル盤。これは6月に発売されるシングル盤ですけれども、これを聴いてください。L⇔Rで『恋のタンブリングダウン』

L⇔R/恋のタンブリングダウン

健 はい、というわけでL⇔Rの『恋のタンブリングダウン』を聴いて頂きましたけどね。良い曲ですねこれも。というわけで次はお待ちかねの、L⇔Rの新曲をですね。
嶺 ジャジャン♪
健 ちょっと紹介したいと思いますけどね。これはもうねぇ、
秀 涙なくては聴けない(笑)
木 なんだそれ(笑)
健 いやでもですね、L⇔Rほんとにやっとアルバムが完成しました。ロサンゼルスまで行ってトラックダウンしてきたのが半分と。そして日本でですね、いつもながらのミキサーの西秀男さんがトラックダウンしてくれたものが半分と。まあ合計で11曲ですかね…のアルバムがやっと完成しまして。なんと発売が12月22日に
健秀木 けってーい!
健 というわけで、ぜひともですね、クリスマスプレゼントのケーキを買わずに、これを買ってください。
嶺 (笑)
健 ケーキの中に忍ばせてもらってもいい。
秀 切ると出てくるってのはいい感じ。
嶺 CD切っちゃったら困る。
健 あー、でも切れないようにちゃんとね、包装したりして。まぁそれはいいんですけども。タイトルが『LAND OF RICHES』に
木 けってーい!
健 決定しました。これもまたLとRに掛けてあるんですけど。『LOST RARITIES』のね、たすきの後ろに、「第一期L⇔R終了」という風に書いてありましたけどね。第二期L⇔Rの旅立ちとしてはですね、まさに素晴らしい、俺たちは(聞き取れず)のCDを出したんじゃないかと(笑)
秀 輝かしい感じがしますね。
健 輝かしい感じがする。これ聴いてもらわないと分からないんだけどさ。これはいいんだよ!
秀木 うん。
健 ほんとに良い!
木 しゃれになりません。
健 これはなんか、この前で金沢の学園祭に行く途中のラジオで、槇原敬之さんのラジオを聴いてたら、槇原さんが10月ぐらいにアルバムを出すらしくて。「これを聴けないと年が越せない」と言ってたんですけどね。L⇔Rのがいい、これを聴かないと生きていけない。それぐらいいい。
木 命綱みたいなもんですね、これは。
健 今回は全員曲を書いたんですけど。みんないろいろね、自分ながらのカラーのある曲が。
秀 「ダーンテーン」ってですね。
健 まさにこれは日本のポップスの名盤と言って過言ではないでしょう。
秀 うん。
健 とか言ってるとですね、時間超過の赤いアンプがついちゃったりとかするんでですね、皆さんそれでは期待して聴いてください。L⇔Rのニューアルバム12月発売のですね、その中から1曲、これは多分シングルカットになりますけど。多分じゃなくてシングルカットですけれどもね。それじゃちょっと聴いてください。L⇔Rで『君と夏と僕のブルージーン』

L⇔R/君と夏と僕のブルージー

L⇔R Hi-fi Stereo Magic。L⇔Rハイファイステレオマジック。この番組ではみなさんからのお便りを募集しています。宛先は郵便番号220-81、横浜ランドマークタワーハマラジL⇔Rハイファイステレオマジックの係まで。お待ちしています。

黒沢健一の「いい曲かけてんじゃん!」というわけでですね、なかなかテーマ曲いいですね。
秀 いいですね。
健 というわけでですね、2時間のマンデーステレオマジック時代から聴いてる方はおなじみのように、僕たちは一人ひとり、こうやって番組の中に、一人ずつコーナーを持ってたんですね。今回、1時間短縮されたんでですね、1週間ずつ週替わりで、担当しようということになって。まず月の第1週目は黒沢健一、2週目が黒沢秀樹、3周目は木下裕晴ということで、週替わりで、自分のコーナーを一番最後のとこに持ってくるという、こういう企画となったわけですけれども。
木 桃はレギュラーで。
健 そう、嶺川貴子さんはレギュラー。
嶺 あ、棒で叩かないで!
兄弟 そんなことしてねーよっ!(笑)
健 というわけでね、黒沢健一の「いい曲かけてんじゃん」、このコーナーの趣旨はですね、そのときになんかノリで私が「これはいい」とか「泣ける」とか、皆さんに自信を持ってオススメできる曲を。「今日じゃないと自信を持って勧められない!明日になると俺はどうなってしまうか分からない」という、まさにあの尾崎豊状態って言うんですね、
木 なるほどなぁ。
健 そういう気分の「今日の俺熱いぜ」みたいなそういう曲をちょっとかけたいと思うんですよ。今日かけるのは、ビーチボーイズ
木 おー。
健 ついに出ましたよ、『Good Vibrations』というボックスが。
秀 すごいですねえ。
健 なんか遠くから見ると木に入っている6枚組のCDボックス。出てるんですけどなんとその中に、ビーチボーイズの『Pet Sounds』って名盤のアルバムもありますけどね、その次にブライアン・ウィルソンが、作ろうとしてあまりにも入り込みすぎちゃって。なんか、ドラッグとかですね。そういうものを異常に頻繁に使いながら、作ったアルバム『Smile』というのがあるんですけど。それは残念ながらブライアン・ウィルソンが精神錯乱に陥ってしまうという、途中で出なかったという、とんでもないアルバムなんですけれども。まぁだいたいの曲はですね、それはスクラップにされてしまって、未だかつて日の目を見なかったんですけど、なんとそのアルバムには全部で13曲も入ってるんですね。これは、やっぱり音楽上の歴史的な遺産として、絶対に聴いて欲しいなというのも、まあありますけど。ただ一つ難点を言えば、ほかでも買える曲がいっぱいそのボックスに入ってると。『Smile』だけ聴きたいなと思う人にはちょっと高いし。でまぁ他にも未発表曲が山積みされてはいるんだけども、どうせだったらね、6枚組ボックス全部、未発表曲にしてほしかったなあと。ちょっと思ったりしてるんですけど。とりあえず、今まではこの『Smile』っていうのはブートレグでしか聴けなくて、音も悪かったと。今回非常にいい音質で聴けるようになったんですけど、でも、どういう状態でブライアン・ウィルソンが作ってたかという、ちょっと怖いんですけど。
秀 いきなり熱いですね。選曲が。
健 熱いですよ。僕は、これはブートレグで知ってたんですけども、やっとこれはオフィシャルで発売されてですね。あまりにも美しいメロディととんでもねぇコード進行で、この曲を聴いたとたんにぶっ飛んじゃったんですよ。この曲を今日熱く語りつつ、ちょっとみなさんに聴いてもらいたいと思います。それじゃ聴いてください、ビーチボーイズの『Good Vibrations』ボックスから、ビーチボーイズで『Wonderful』

The Beach Boys/Wonderful

L⇔R Hi-fi Stereo Magic。

L⇔R/PUMPING '92

健 はい、というわけでですね、さっそくお別れの時間になってしまいましたけど。しかし何気にこの1時間番組というのはね、なかなかテンポ感があっていいですね。緊張感もあるし。毎回毎回こういうふうにですね、いろんな話をしながらですね、つれづれにつづっていきたいと思いますけども。
秀 つれづれにつづっちまう。
健 なかなかですね、なんだかよくわかんないですけど。
秀 いいです。
健 たくさんおハガキ!お待ちしてます。
秀 待ってます。
健 今日は4通でしたけどね、歴代FM横浜からハマラジまでのですね、この歴史の中でですね、咲いた一輪の花、L⇔R
木嶺 爆笑
健 最近俺あの、文学的にしゃべる癖があるね。
秀 文学的ですねすばらしく(笑)
健 ハガキがさあ、やっぱり今日は少ないんだよ。俺ちょっと涙の跡が、Tears on my pillowって感じになってしまって。
木 (笑)
秀 曲が作れそうな感じが。
健 だからその最高記録がですね、ブルボンの缶2缶でしたから。4枚と言わずにですね、今日出した人はね、さらに2倍。聴いてる人もですね、1枚ずつ。どんなハガキでもいいんで送ってくれれば。この番組はこういう番組なんでですね、ガンガン皆さんのリクエストとかですね、ハガキとかですね、面白いのであればガンガン、どんどんください。
木 どんどんください。
嶺 はい、どんどん。
健秀木 (笑)
秀 去年の年賀状でも全然かまいません。
健 というわけでですね、お便り、リクエストの宛先は!
嶺 はい、郵便番号220-81、横浜ランドマークタワーハマラジL⇔Rハイファイステレオマジック、お便り…だよ?の係まで。
健秀木 爆笑
健 というわけでですね、まあ、L⇔Rのこの番組っつうのはね、いろいろね、宛先がこう別に決まってないんで、いろいろ面白い宛先考えてください。
それでコーナー名が決まるかもしれない。
秀 今新しいの一個できましたね。「お便り…だよ?」
健 「お便りだよ」係。L⇔Rの「ヒデキ感激」の係。
嶺 「バーモントだぜ」の係。
健 もうとにかく、なんのコーナーでも良いんで、勝手にいろいろ作っていただけるとと思いますけどね。
 しかし、このランドマークタワーに移転して、非常にハマラジ生まれ変わって、なんか海の底にいながらこうやって放送しているような感じになります、このスタジオ、なんか。
秀 船の中をね。
木 それをなんかもじってね、設計したオシャレっちいスタジオなんですよ。
健 扉の所に船の窓みたいになってるところが。魚介類って感じ。
木 刺身ィッ!それが出てこないのは悲しい(笑)
健 有名になったらですね、寿司屋の職人をここに呼んで(笑)にぎりを注文しながら放送する。
木 夢ですね。
嶺 まあこのスペースなら。お寿司屋さん呼べるかもしれませんね。
健 しかしランドマークタワーね、今日あそこのロビーって部屋があるんですが、ロビーが新しくなって土足厳禁になったんですけどね、どんな偉い人でも靴下ってなんか、可愛くていいなあと(笑)
 というわけでですね、また来週もこんな感じで始めますんで、たくさんおハガキください!それでは皆さんまた来週まで。
全員 さようなら!